欅坂46 5周年を機に
こんにちわ。
本日、欅坂46が5周年ということで
俺も何かするかなー
という考えを突き詰めた結果ブログを始めてみました。
Twitterじゃ文字制限がありますし、連投するのもあれだし…って浅はかな考えからなんですけどね。
坂道が好きな人が見てフフッてなれるブログになればいいなと思います。
さて、欅坂46は現在櫻坂46に改名をしまして現在進行形の彼女たちのデビュー日は2020年12月9日になるのでしょうが、結成日とデビュー日は違いますので皆様混同しないように。
2016年4月6日にリリースした1stシングル「サイレントマジョリティー」が今なお騒がれているのは、やはりアイドルとは何かという概念が変わるほどの変化球が投じられたからなんでしょう。
当時アイドルが嫌いだった私ですらメディアに取り上げられている彼女たちを見て
「お、かっこいい」
とは思いました。
まだ僕が女の子とデートしたり友達と酒飲んだり、嫌々サラリーマンしてたりが当たり前の幸せだと思っていた頃の話。
アイドルを推し始めるのはそこから3年後。
それはまた別の機会に。
話は戻るけど世の中かっこいい!可愛い!なんて曲は有り余るほど溢れていると思います。
それは今現代を生きる僕たちとしては最高に幸せなことです。贅沢かもしれない。
スマホ1台あれば今や世界中の音楽が聴けてしまうのです。
僕の中で音楽を聴く時っていうのは感情の変化を求めている時です。
ドライブしててテンションを上げたい時、仕事で失敗して落ち込んでいるから爆音で全てを吹き飛ばして欲しい時など、感情にバフ、デバフの調整をしたい時なんです。
その一瞬に音楽は寄り添ってくれて、寄り添ってくれた音楽はより特別な存在になります。
欅坂46の音楽はその点が違いました。
その一瞬で終わらないメッセージ性がありました。
日常にも纏わりつくメッセージ性がありました。
現代社会と彼女たちの歌は多くの面でリンクをしていました。
特に若者が共感する負の感情とうまくリンクしていたと思います。
彼女たちはアイドルです。勿論、可愛らしい曲もあります。それが今までのアイドルという偶像に聴衆が求めていたものです。
しかし彼女たちのダークな一面は聴衆のひとりひとりに刺さるんです。
偶像が現実を見せてきて、その人の現実を一緒に戦ってくれるような感覚でしょうか。
アイドルに関わらず、エンタメとは
「明日の活力」を補給するコンテンツです。
大体土日祝日にライブがあって、元気を貰って、騒いで、満たされて、翌日からの日常にフルHPで臨むためのものだと思います。
欅坂46は土日で終わらないんです。フルHPまで回復はしないんです。(いやするけども)
あなたのHPは今こんなもので、明日からこんな嫌なことがあるかもしれないけど戦うしかないんだよ。
って気持ちにさせてくれてHPの上限があがるんですね。
僕にとって始めての感覚のアーティストでした。
夢を見せるアイドルでありながら現実の叫びを代弁する彼女たちは今後もファンを惹きつけることでしょうし、彼女たちがいつまでも声なき大衆の味方であることを願っています。
5周年おめでとうございます。